4.6.2.曽根崎心中(雑誌)
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雑誌名:演劇界
巻号:11巻9号
出版:昭和28年(1953)9月1日発行
作品番号:AN00025530-11-09 所蔵:立命館ARC。
昭和28年8月東京の新橋演舞場では、宇野信夫脚本による「曽根崎心中」が上演された。「曽根崎心中」は、いうまでもなく近松門左衛門作による人形浄瑠璃の作品で、初演は、元禄16年(1703)大阪でのことである。その後、歌舞伎化されたこともあったが、心中物が禁止されたことと、筋書きが比較的単純であったことから、その後江戸時代から昭和に至るまで上演されたことのなかった。これを、敵役の九平治を有効に活用して歌舞伎として書き換えたものである。
2代目中村鴈治郎と中村扇雀の親子が、徳兵衛とお初を務め、まだ若く積極的な女性の性格で演じた扇雀の演技がおおいにうけて、大ヒットし、その後は鴈治郎家のオハコとして上演を続けている。
