巻1.04 大江山へ出発 頼光は、参籠七日目の夜、老翁の姿となった八幡大菩薩が現れる夢を見た。八幡大菩薩が、速やかに大江山に向かい酒呑童子を倒せ、そのために各自法力を尊び、山伏のように団結して臨むようにと言い残し、夢は覚める。保昌、四天王たちも同じく霊夢をこうむる。 参籠を終えた頼光一行は、各自重宝の太刀や武具を揃え、門出を祝う酒宴を行い、明け方、神託にまかせ、山伏の姿となって大江山へ発った。 関連記事 1.04 大江山へ出立の準備をする場面。 投稿日:2018年10月 1日 by SDP カテゴリ: 巻1 [編集]