-
本ページで提示している関連資料の解説はこちらをご参照ください。
【テーマ設定】
インタビュー計画概要:日本アニメーションの系譜と作家性
大テーマ:
日本のアニメーション黎明期から現代に至る、片渕須直氏の創作活動の変遷を辿り、その中で培われた作家性、技法、そして業界の変化と制作現場の現実を考察する。片渕須直氏へのインタビューを通じて、アニメーション制作における個人の表現と、産業構造、技術進化、社会状況がどのように交錯し、作品に反映されてきたかを明らかにする。特に、作品と現実世界との関係性、日常描写の重要性、そしてアニメーションの「本質」について深掘りする。
中テーマと主な焦点:
1.アニメーション制作の黎明期とキャリア初期
・ 片渕氏のキャリアスタートと、当時の制作環境、技術、そして表現の可能性
2.作品と現実世界:日常描写と本質
・ 片渕作品に共通する、現実世界や日常の丁寧な描写とその思想的背景
3.アニメーション技術と表現の進化
・ アニメーション技法の変遷と、それが作品表現に与える影響
4.制作現場と業界の課題
・ 日本アニメーション業界が抱える課題、特に制作体制や国際競争力
期待される成果:
片渕須直氏の多岐にわたる経験と深い洞察から、日本アニメーション史における重要な転換点と、現代アニメーションが直面する表現、技術、産業の課題を解き明かす。特に、作品のリアリティを追求する氏の哲学と、それが未来のアニメーション制作に与える示唆を得る。
【参考資料】
ウワーマン. 「『エースコンバット7』が発売5周年。最新技術で再現された空の美しさはまさに革命的。本物のパイロット体験ができるとVRモードも話題をさらった【今日は何の日?】」. 『ファミ通.com』, 2024年1月17日.
.https://www.famitsu.com/news/202401/17331148.html 片渕, 須直. 「β運動の岸辺で」. 『WEBアニメスタイル』, 2009年9月7日-2012年7月9日.
.http://style.fm/as/05_column/katabuchi/katabuchi_bn.shtml 蒼之スギウラ. 「[TGS 2018]「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」スペシャルステージをレポート。「コレクターズエディション」のブックレットには,片渕須直氏による4本の短編小説を収録」. 『4Gamer.net』, 2018年9月23日.
.https://www.4gamer.net/games/326/G032682/20180923067/ G.Suzuki. 「『エースコンバット7』スペシャルステージレポ―脚本の片渕監督ら豪華ゲストが登壇【TGS2018】」. 『Game*Spark』, 2018年9月25日.
.https://www.gamespark.jp/article/2018/09/25/84074.html
片渕須直