堀とは

容易に越えることのできない幅と深さを持った防御施設。水が張られているものを水堀、水が張られていないものを空堀という。中世の城では空堀がほとんどであるが、近世以降は水堀が増える。堀の幅には中世は弓矢の射程を考慮して約27m程度だったが射程の長い鉄砲が普及するとそれに合わせて堀の幅も広くなっていった。堀の底には逆茂木(尖らせた木の枝)などの障害物が設けられており形状も目的によって様々である。

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