B6 狐忠信の荒事.

作品名:「狐忠信」「しづか御ぜん」
上演:弘化4年(1847)9月 江戸・河原崎「義経千本桜」
絵師:歌川国芳
判型:大判錦絵 2枚続
所蔵:立命館ARC(shiUY0104~105).

二段目の口「鳥居前」では、原作では、静に付添う忠信の正体は、まだ曝かれていおらず、四段になって始めて狐であることが明らかになるが、歌舞伎では、この段階で、狐の正体を観客にみせ、引っ込みには、「狐六方」を使っている。