近世版木総合研究 | ⇒TOP

2007年12月04日

●第1回 近世板木総合研究会

奈良大学に所蔵される近世版本の印刷に使った板木のデジタルアーカイブを行い、それを素材に総合的な板木に緘する研究会を立ち上げました。その第1回目として、GCOEセミナーの場を借りて、永井一彰先生に、これまでの先生の板木研究について概観していただきます。
近世期を中心とする印刷文化について興味のある人は、参加してください。

講演会「板木(はんぎ)は語る」
講師:永井 一彰 氏 (奈良大学文学部教授)
日時:2007年12月4日(火) 18:00~19:30(6限)
場所:【衣笠】立命館大学アート・リサーチセンター 多目的ルーム

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2007年10月23日

●10月定例板木アーカイブ

10月の板木デジタルアーカイブは、10月24日と27日に実施します。

2007年08月09日

●奈良大板木アーカイブ作業本番

20070811mainichi.jpg

2007年8月9日・10日の両日、奈良大学において
板木アーカイブ2D撮影を実施しました。

当日は、NHK奈良局、共同通信他、報道各社から、奈良大学教授永井一彰先生ともども、取材を受けました。

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2007年07月25日

●板木の3D撮影について

hangi3D200707.jpg 本プロジェクトは、理工学部田中弘美研究室との共同研究でもある。
田中研究室では、「VIVID 910」という3D スキャナを使っている。
今回は、その
一番解像度高いレンズを用いて,撮影を行った。このレンズでは,1回の撮影で,約8cm×8cmのサイズの版木を撮ることができる。
そのため、大きな版木については約100回撮影を行なう必要がある。しかし、このレンズを用いることにより,版木表面の細かい凹凸を計測可能となるのである。6月7月の撮影を併せて、今年度は、6枚の板木の3Dアーカイブを実施した。
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2007年07月08日

●版木を使った実習講義

奈良大学における永井一彰氏の公開授業が奈良大学報139号(平成19年2月)に掲載されました。
閲覧する(PDF)

2007年06月18日

●板木の2Dデジタルアーカイブ予備撮影

slide0008_image015本日、奈良大学において、今後の板木デジタルアーカイブにあたっっての撮影方法を決定すべく、予備撮影を実施した。
今回の撮影では、デジタルスチルカメラによる2D撮影と同時に、田中弘美研究室との共同研究により3D撮影を実施するため、この二つのデータが連動するようなデータ作成が求められている。そのため、多方向からの光源により、できるだけ多くの画像を残す必要があるが、文化財の撮影であるため、もちろん作業の効率も勘案して、もっとも現実的な方法を実践する必要がある。
朝から撮影を始めて、たどり着いた結果は、六本の照明を、撮影台の廻りに均等に六角型になるように立て、それを一本ずつ点燈させ、さらに正面からの光線による撮影と併せて、一枚の板木に対して、7枚の映像を残す方法である。

その撮影効果の結果は、ここをクリック