「深読み役者絵」展
【会期】 | 2020年1月6日(月)-1月24日(金) |
【時間】 | 9:30~17:00 ※土・日・祝は休館いたします。 ★1月18日(土)のみ開館いたします。 13:00~13:45 ギャラリートーク 担当者による会場での解説 14:00~16:00(終了予定)原版板木による摺り実演 |
【会場】 | 立命館大学衣笠キャンパス アート・リサーチセンター1階 閲覧室 |
【Web展示】 | https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/vm/2019UKIYOE2/ |
入場料無料 |
主催: 立命館大学アート・リサーチセンター
企画: 立命館大学日本文化情報学専攻 芸術ゼミ
江戸時代に生れた浮世絵は、絶大な人気を誇り、明治時代に至るまで、数多くの作品が制作されました。その中でも、歌舞伎を題材にした「役者絵」は、その過半を占めるほど、数多く残されています。役者絵は、歌舞伎の上演ごとに、一つの演目に対しても複数の作品が制作されました。同じ演目の場合、上演時期による演出の変化や、絵師の違いによる描き方の"相違"が表れます。
本展覧会では、立命館大学アート・リサーチの所蔵品を中心に、とくに歌舞伎の代表作である「菅原伝授手習鑑」「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」「助六所縁江戸桜」「勧進帳」「東海道四谷怪談」「青砥稿花紅彩画(弁天小僧)」「京鹿子娘道成寺」の八演目を選定して展示し、役者絵の上に現れる相違に注目します。それぞれの役者絵を演出、表現などの視点からその特徴を「深読み」して解説していきます。
【関連イベント】
ワークショップ「役者絵の摺り実演」
2020年1月18日(土)14:00~16:00(終了予定)
会場: 立命館大学アート・リサーチセンター3階 会議室
京都の佐藤版画工房の経験豊富な摺師の方に、アート・リサーチセンターが所蔵する役者絵(吉川観方画・権太)の"本物"の版木を使い、摺り上げます。
なお、本作品については、ARCが初期段階で摺られた版画作品も所蔵していますので、摺り上がった作品と比較することもできます。