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- 友禅絵摺り(大典模様) 瑞鳳 ゆうぜんえずり(たいてんもよう) ずいほう
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- 鳳凰とは想像上の霊鳥で梧桐に住むと考えられている。日本では飛鳥時代・7世紀ごろから文様に用いられ、江戸期には輸入の文様を少しアレンジし尾長鳥風に文様構成された。現在も吉祥文様として祝儀の衣裳に多用される。
同時に、王が仁のある政治を行うときに現れ、飛べば百鳥が従う鳥の王とされており、即位を祝うモチーフとしてとりあげられたと考えられる。
一緒に描かれている三本脚の烏は八咫烏で、これも元は神武天皇の道案内をしたと日本神話に登場する聖なる鳥である。