李広射石

提供: ArtWiki
2021年12月7日 (火) 20:06時点におけるWikiSysop (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

りこうしゃせき


画題

画像(Open)


解説

東洋画題綜覧

漢の李広、藍田南山の中に屏居する時、草中の石を見てとなし之を射る、矢は石に中つて羽を没した、之を見れば石である、他日再び之を射たが石に入ることは無かつたといふ故事『蒙求』に出づ、杜詩の『曲江』に曰く

自断此生休問天、杜曲幸有桑麻田、故将移住南山辺、短衣匹馬随李広、着射猛虎終残年。

これを描いたものに尾形光琳の『李広射石』(帝室博物館蔵)がある。      

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)