懸想文

提供: ArtWiki
2021年12月7日 (火) 19:37時点におけるWikiSysop (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

けそうぶみ


画題

画像(Open)


解説

画題辞典

江戸時代の初期にありしことにて、正月上旬、身に赤の布衣を著、頭に烏帽子或は白布を戴き、覆面して梅花に紙符を挿みて京洛市中を売り歩けるものにして、婦女之を求めて良縁を占うという。風俗極めて風雅なるものなれば、好んで画材として取扱われたり。

浮田一蕙の筆(名古屋天野三郎氏所蔵)あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)