懸想文
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けそうぶみ
画題
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解説
画題辞典
江戸時代の初期にありしことにて、正月上旬、身に赤の布衣を著、頭に烏帽子或は白布を戴き、覆面して梅花に紙符を挿みて京洛市中を売り歩けるものにして、婦女之を求めて良縁を占うという。風俗極めて風雅なるものなれば、好んで画材として取扱われたり。
浮田一蕙の筆(名古屋天野三郎氏所蔵)あり。
(『画題辞典』斎藤隆三)