仏法僧
ぶっぽうそう
画題
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解説
東洋画題綜覧
鳥の名、高山森林中に棲息し啼声『仏法僧』と聞ゆと称せられたが、近来仏法僧と啼くは木の葉木兎で、此の鳥で無いこと明になつたが、それでも青緑色の羽色に頭と顔黒く嘴脚赤く美しいので、此の名を以て呼ばれ、一に三宝鳥とも称せられてゐる。仏法僧を描いた作
森一鳳筆 『仏法僧菩提樹』 藤田男爵家旧蔵
横山大観筆 『三宝鳥』 昭和九年美術院試作展
長野草風筆 『三宝の声』 第十五回院展出品
水上泰生筆 『わかき仏法僧鳥』 趣味生物展出品
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)