西宮秋怨
せいぐうしゅうえん
画題
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解説
画題辞典
西宮秋怨は唐詩選にある王昌齢が詩なり。左の如し、芙蓉不及美人粧、水殿風来珠翠香、却恨含情掩秋扇、空懸明月待君王
鈴木芙蓉の画あり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
(西宮春怨と)同じく王昌齢の詩で、唐詩選に載する処、前の詩の姉妹作である。詩に曰く。
芙蓉不及美人妝、水殿風来珠翠香、却恨含情掩秋扇、空懸明月待君王。
秋怨には鈴木芙蓉の作があり、春怨また画かるゝ処少くない。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)