三獣渡河
さんじゅうとか
画題
画像(Open)
解説
画題辞典
象、馬、猫の河を渡るの図に題して三獣渡河という、法華経玄義より出づる所なり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
三獣は三乗に喩ふ、河は空理にたとふ、声聞縁覚菩薩、同じく三界を出で空理を取証して而根器大小行位浅深あり、象馬兎の同じく共に河をわたりて而浅き深きの異なるあり、故にこれを以てたとへとす、四教儀並に法華経玄義に見えたり。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
さんじゅうとか
象、馬、猫の河を渡るの図に題して三獣渡河という、法華経玄義より出づる所なり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
三獣は三乗に喩ふ、河は空理にたとふ、声聞縁覚菩薩、同じく三界を出で空理を取証して而根器大小行位浅深あり、象馬兎の同じく共に河をわたりて而浅き深きの異なるあり、故にこれを以てたとへとす、四教儀並に法華経玄義に見えたり。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)