書上

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総合

かきあげ

江戸時代に能・狂言の各流派が、流派公定の演目や習事ならいごとをまとめて幕府に提出した書類である。

『寛文三年書上』『享保六年書上』『寛政七年書上』などが知られている。 現在では、書上のそれぞれを照合することによって、各流派の上演曲目の推移を具体的に把握する資料などとして用いられている。

また書上は、現在各流派が発行する名寄として、その名残を留めている。