黒塚

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くろづか


総合


歌舞伎

長唄舞踊劇、木村富子作。昭和十二年(1927)市川猿之助初演。 安達原の鬼女の化身、老女岩手の家に宿った祐慶ら一行は、「閨の内を見るな」という老女の言葉を裏切ってのぞき見、老女の正体を知る。一且仏法に感じた鬼女も、人間の不実を怒り一行に打ちかかるが、祐慶の祈りに力おとろへ闇の中に姿を消す。 能楽からの取材。市川猿之助の最も得意とするものの一つ。彼が外遊の際ロシアンバレエを見て、その影響が強いといわれる。それは一且解脱した鬼女が月を仰いで無心に踊る件にあらわれており、好評を博している。