十大弟子
じゅうだいでし
画題
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解説
画題辞典
釈迦の十大弟子なり。上行第一の摩訶迦葉、多聞第一の阿難陀、智慧第一の舎利弗、解空第一須菩提、説法第一富楼那、神通第一大目犍連、論義第一摩訶迦旃延、天眼第一阿那律、持戒第一優婆離、密行第一羅喉羅、即ち是れなり。
京都禅林寺所蔵に張思恭筆と伝ふる赤衣釈迦及十大弟子の著色三幅対あり、国宝なり。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
釈迦の十大弟子のことである。
一、上行第一の摩訶迦葉
二、多聞第一の阿難陀
三、智慧第一の舎利弗
四、解空第一の須菩提
五、説法第一の大目犍連
六、神通第一の富楼那
七、論義第一の摩訶迦旃延
八、天眼第一の阿那律
九、持戒第一の優婆離
十、密行第一の羅睺羅
これを書いたものに国宝伝張思恭筆『赤衣釈迦及十大弟子』京都禅林寺蔵がある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)