「椎か本」の版間の差分
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2021年12月7日 (火) 19:39時点における最新版
しいがもと
画題
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解説
画題辞典
源氏物語の一巻なり、うはそくの、例ならず御座しまし、秋の比はしきりに心重らせ、四季の御念仏に山へ入り玉はんとにや、姫君達にも物仰せられける折から、薫尋ね来られしかば、なからん後のこと、姫君のことなど申遣し空しくなり玉ふ、その後そのあとのあれしを、薫見て「立寄らんかけとたのみし椎か本 空しき床になりにける哉」薫のこの宮へしげ/\通われしも、姫達に思召ありし故となり。源氏絵として画かる。
(『画題辞典』斎藤隆三)