紀夏井のソースを表示

きの　なつい
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=画題=
===画像（Open）===

*[http://www.dh-jac.net/db/nishikie/results.php?enter=portal&f85=紀夏井&-format=resultsp.htm&-max=50&f9=*&f11=1 ARC浮世絵検索システム]
*[http://ukiyo-e.org/search?q=紀夏井 Ukiyo-e.org]
*[http://www.britishmuseum.org/research/collection_online/search.aspx?searchText=紀夏井 大英博物館Collection_Online]
*[http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/search?q=紀夏井 東京国立博物館]
*[http://bunka.nii.ac.jp/heritages/search/freetext:紀夏井 文化遺産オンラインDB]
*[https://www.google.co.jp/search?q=紀夏井 Google_Search]

*[http://ci.nii.ac.jp/search?q=紀夏井 CiNii論文検索] *[http://ci.nii.ac.jp/books/search?advanced=false&l=ja&q=紀夏井 CiNii図書検索]



===解説===



===前賢故実===



[http://www.arc.ritsumei.ac.jp/archive01/theater/image/PB/arc/Books/sakBK/sakBK01-0080/sakBK01-0080-07/sakBK01-0080-07_27.jpg http://www.arc.ritsumei.ac.jp/archive01/theater/th_image/PB/arc/Books/sakBK/sakBK01-0080/sakBK01-0080-07/sakBK01-0080-07_27.jpg]

美濃守善岑の子。立派な体格を持ち、眉目秀麗で、文才があった。かつては、召されて文徳天皇に謁見した際、粗末な衣服と靴を身につけていたため、周囲に笑われたことがあった。文徳天皇はその時周囲に「これは疲駿だ」と言い、その後夏井を寵愛していた。はじめは小野篁について書道を習い、篁から「紀三郎は書聖と言えるだろう」と褒められた。讃岐守を務めていた時、政治と教化に力を入れたため、任期を満了すると、百姓たちが朝廷に参り夏井の留任を願ったのだ。そして、二年ほど留任することになった。夏井の努力によって讃岐国は、人口が増え、豊かになり、郡や邑が凶年に備えて多くの穀倉を造った。夏井は讃岐国を去る時、たくさんの餞別を贈られたが、受け取ることがなかった。その後、肥後守を務めることになった。清和天皇貞観八年、応天門の変で有罪となった伴善男に連座して、夏井は土佐への配流になった。肥後国を離れる時に、民衆が夏井が行く道を塞ぎ、父母を亡くしたように号泣した。夏井は医術にも精通し、土佐にいる時に自ら山沢で薬を採り、多くの民を救った。後年、母を亡くした夏井は、母への追慕が欠かさずに行われ、三年の喪を服した。

(『前賢故実』)
[[category:画題|き]]