三国演義
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別称は「三国志演義」または「三国志通俗演義」。晋の歴史家陳寿の編纂した正史『三国志』をもとに羅貫中がまとめた歴史小説。『三国志』が魏を正統とするのに対し、蜀を正統の王朝とみなす。
日本への影響
日本へは近世初期に渡ったと思われ、天竜寺の僧によって訳出された『通俗三国志』によって親しまれた。 義太夫浄瑠璃や洒落本にも「三国志」の名が見られる。 多くの読者に読まれ、その主要人物や名場面は常識として周知されるにいたった。
・参考文献
『日本古典文学大辞典』 岩波書店1983年