(道成寺物年表)

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総合

●「道成寺」

 能。作者不明。天文23年(1554)禁中にて初演。


●「道成寺」

 正保3年(1646)、江戸で初演。


●「傾城道成寺」(「無間鐘新道成寺」「傾城無間鐘」「中山道成寺」「葛城道成寺」)

 長唄。杵屋喜三郎作曲。享保16年(1731)3月、江戸・中村座で初演。瀬川菊之杵。

 ※ 鐘入→蛇体化


●「日高川昔姿」

 享保20年(1735)7月、大阪・新九郎座で初演。


●「道成寺現在鱗」(「道成寺現在蛇鱗」)

 通称「日高川」。浅田一鳥、並木宗輔作。金島快輔、喜多松冠柳、沢村綾助ほか脚色。寛保2年(1742)8月、大阪・豊竹座で初演。


●「道成寺今様乱拍子」

 義太夫節。寛保3年(1743)3月、京・中村粂太郎座で初演。


●「百千鳥娘道成寺」

 延享元年(1744)3月、江戸・中村座。瀬川菊之杵。

 ※鐘入→蛇体化


●「一奏現在道成寺」(「現在道成寺」)

 長唄。寛延2年(1749)3月、江戸・中村座で初演。

 ※鐘入→蛇体化


●「京鹿子娘道成寺」(「京鹿子」「娘道成寺」「道成寺」)

 長唄。藤本斗文、杵屋弥三郎作。杵屋弥三郎作曲。宝暦3年(1753)3月、「男伊達初買曾我」の第三番目に、初代中村富十郎が中村座(江戸)で初演。

 ※ 鐘入→蛇体化


●「日高川入相花王」(「日高川入相桜」)

 近松半二、竹田小出雲、竹本三郎兵衛、北窓俊一作。宝暦9年(1759)、大阪・竹本座で初演。義太夫より移行。


●「道成寺陰陽雛形」

 宝暦10年(1760)、江戸・森田座で初演。


●「道成寺やつし」

 明和2年(1765)1月、江戸・中村座で初演。


●「日高川の道行」

 常磐津。天明3年(1783)8月、江戸・中村座で初演。


●「道成寺花の面影」

 寛政4年(1792)3月、江戸・中村座で初演。


●「道成寺伝授ノ睦言」

 常磐津。桜田治助作。寛政10年(1798)5月、江戸・中村座で初演。


●「道成寺思恋曲者」(「道成寺恋曲者」「江戸紫男道成寺」「忠文道成寺」)

 富本節、常磐津、長唄。松本幸二作。杵屋勝五郎作曲。桜田治助脚色。文政12年(1829)11月、江戸・中村座で初演。白拍子花子が実は藤原忠文と清姫の合体した霊であるという設定。舞台は道成寺ではなく三井寺。

 ※鐘入


●「道成寺二人鐘入」(「二人道成寺」「男女道成寺」)

 長唄。天保11年(1840)11月、江戸・市村座で初演。同じ扮装の二人が踊る。白拍子花子が実は狂言師左近であることを所化に見破られ、舞を所望される筋立て。

 ※鐘入→蛇体化


●「恋紀の路日高曙」(「日高川紀国名所」「日高川紀路名所」)

 河竹新七作。明治2年(1869)1月、東京・守田座で初演。


●「道成寺一対振袖」

 長唄、義太夫節。明治4年(1871)9月、東京・中村座で初演。


●「道成寺真似三面」(「奴道成寺」)

 常磐津、長唄。桜田治助作。岸沢式佐作曲。明治8年(1875)7月、東京・新富座で初演。男の道成寺というユニークな趣向でつくられた舞踊。


●「道成寺鐘魔由来」

 明治28年(1895)5月、大阪・中座で初演。


●「日高川嫉妬仇浪」

 浄瑠璃。明治28年(1895)7月、東京・演技座で初演。


●「道成寺弥生入相」

 明治30年(1897)3月、東京・東京座で初演。


●「紀州道成寺」

 長唄。大正14年(1925)初演。





<参考文献>

相賀徹夫『道成寺』、小学館、1982年11月1日

「歌舞伎・浄瑠璃外題事典」、日外アソシエーツ、1991年7月22日