麦藁細工の蛇

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麦わら細工のへび。江戸時代に江戸浅草富士浅間神社と駒込富士神社の六月一日の祭日に縁起物として売った。麦藁蛇。富士の蛇(じゃ)。


宝永の頃、百姓喜八という者が麦藁で蛇を作り六月一日の祭日に売ったところ、これを置いた家々は、其の年の秋、江戸中に疾病が流行ったが一軒もその疾病に罹らなかったという。このことから厄除け魔除けなどの縁起物として、現在でも有名となっている。


〈参考文献〉

・『日本国語大辞典』

・『燕石十種 第五巻』「江戸塵拾」 中央公論社(1980、1、25)