高知県

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総合

須崎市・・・商人が野便所にいると、狸二匹が、明晩一匹は商人に、一匹は茶釜に化けて、茶釜を欲しがっている和尚に売りに行こうと話をしている。つぎの晩、商人は先回りして待つ。商人に化けた狸になりすまし、狸を茶釜に化けさせて和尚に売る。和尚は茶釜で茶を沸かそうと小僧に火をつけさせる。茶釜が「痛い痛い」というと小僧がいう。和尚は、よい茶釜だからだという。狸はたまらなくなって逃げる。