風来山人
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ふうらいさんじん
画題
画像（Open）
解説
東洋画題綜覧
平賀源内のこと、風来山人はその号、別に鳩渓と号し、ス、天竺浪人、松籟子、森羅万象翁、無根叟、福内鬼外等の諸号がある、本草学者にして戯作者、博学多識にして、砂糖の改良、土地の開拓、資源の開発、ヱレキの研究等その功蹟挙げて数ふべからず、戯曲に『神霊矢口渡』がある。安永八年寄宿生東天紅なるものゝ誤つて人を殺した罪に連座して伝馬町の獄に繋がれ、その十二月十八日獄中に死す、年五十一。 （先哲叢談其他）
風来山人を画いたもの、第十七回日本美術院展に安田靫彦筆がある。
（『東洋画題綜覧』金井紫雲）