韃靼狩
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だったんかり
画題
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解説
画題辞典
荒蕪不毛の地に、戎衣戎服せる韃靼人の、馬を馳せ半弓を倚りて、野獣を狩るの図、之を韃靼狩と称し、多く図せらるゝ所となす。
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
狩猟図の一で、戎衣戎装の韃靼人が、半弓を手にし、騎馬で荒涼たる大高原に野獣を逐ふの図で、古来韃靼狩と呼ばれて、よく描かれる処であるが、福井松平侯爵家旧蔵に、渡辺興以筆六曲屏風一双あり、極密着色の力作で有名である。又京都禅林寺には雲谷等爾の作があり、同じく六曲一双である。別に某大名家旧蔵に狩野宗秀の作もある。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)