雨窓閑話

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著者、成立年未詳。

古今近世の事蹟雑話を集め、記事の後に著者の意見も加えてあり、多く武士道上の教訓談を主とする。

織田信長、豊臣秀吉、上杉謙信等の逸話を始め古代質素のこと、観世一代能のことなど、文章もすらすらしていて通読にも興味がある。

よって相当に流布したものと思われることは「明君白川夜話二巻松平定信著」として写本で伝えられこれには天明二(1781)年の序が附してある。

「雨窓閑話」として発刊されたのは嘉永四(1851)年十月でこの刊本の序には「此書何人の所著なるかを知らず」と明言されている。



【参考】

『日本随筆大成<第一期>7』、監関根正直、和田英松、田辺勝哉、吉川弘文館、1975年