銀閣

提供: ArtWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動

ぎんかく


画題

画像(Open)


解説

画題辞典

ぎんかく

金閣と相並んで京都名所の一なり。洛東鹿ケ谷の北にあり、足利義政閑居の別荘なり、世に東山殿と称し。風流韻致に耽りし遺跡にて、義政薨後、遺命により寺となし慈眼寺と名づけしものなり。謂ゆる銀閣は二重の高閣にして、上層を心空殿といい、下層を潮音閣という。庭園は義政の命により、茶道相阿弥の造りしもの、山水の布置妙を極むといわる、屡々画材となる。

(『画題辞典』斎藤隆三)