道祖神

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石神。村境、峠などの路傍にあって外来の疫病や悪霊を防ぐ神。あの世の入り口にある神。のち縁結び、旅行安全、子供と親しい神。もともとは『記紀』において現世と来世の境界に石や杖をおいて塞いだことから始まり、発祥は境界の神である。中世になると縁結び、近世になると防災・防疫神、性病の治癒や子宝祈願の神の信仰が生まれる。字を刻んだだけのものもあれば、男女を並べて作ったものもある。男女双神のものは性的な面を強調するものがあり、本州中央部には兄妹相姦説話がみられる。


・柳田国男『柳田国男全集 第一巻「石神問答」』 (筑摩書房1999年)

・倉石忠彦『道祖神信仰論』 (名著出版1990年)

・石田哲弥・椎橋幸夫『道祖神信仰史の研究』 (名著出版2001年)