趙雲

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ちょううん


画題

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解説

東洋画題綜覧

支那蜀漢の勇将、字は子竜、常山真定の人、もと公孫瓚に属したが、後、劉備に仕ふ、身長八尺、容貌雄偉であつた、劉備曹操に追はれ当陽長坂に妻子を棄てゝ南走するや、趙雲はその子を抱き甘夫人を扶け、みな難を免るゝを得た、常に劉備のために騎を司り、劉備の蜀に入るや荊州に留まり、後、更に諸葛孔明に従つて屡々軍功を樹つ、その曹操と漢水の上に戦ふや戎弩を伏せて操の軍を射る、操の軍驚いて漢水に落ち死するもの数を知らず、劉備明旦自ら趙雲の陣営に到り、その戦ふ所を見て曰く子竜の一身はすべてこれ胆と、その卒するや順平侯を追諡された。

松本楓湖筆  『趙雲』  第十回文展出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)