責馬

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せめむま


画題

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解説

画題辞典

責馬とは我邦にて武士が乗馬を乗り慣らすことなり、足利時代の終りより江戸時代の初期に於て最も盛にこの言葉用ひられたるものゝ如し、随つて此頃のものに之を画きしものも多し。

就中醍醐寺所蔵の六曲屏風一雙は国宝にて名画と推さるゝものなり。(狩野山楽筆)

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

馬を乗り馴らすこと、調馬と同じ意味である。(調馬参照)(大言海)

達者と見せてそ 責馬の鞍も鎧も汗となり。  (近松―槍権三重帷子)

皆せめ馬と打見えて駆足、地踏一流の手綱の秘密、鞍の曲、心のまゝに乗連れて。  (色音論)

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)


うま「」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)