豊国祭

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ほうこくさい


画題

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解説

画題辞典

豊国祭は、豊臣秀吉を祀りたる豊国大明神の祭典なり、慶長三年秀吉の薨ずるや、之を洛東阿弥陀峯の絶頂に葬り、社を其麓に建つ、翌年豊国大明神の神號下賜あり、正一位を贈らる、嗣螢E秀頼は之に一高石の社領を附し、吉田兼忠をして祗務を視せしめ、僧梵舜を神官寺の社僧となす、その祗殿の宏壮古今に絶し、毎年四月及八月に行ほるゝ祭儀の盛観亦他に及ぶものなしと稱せらる、豊臣氏減亡の後、社殿に頽廃に任ぜられ。神官僧侶に逐☆れ、祭儀亦廃絶ず、常代祭礼の美観盛儀を画きしもの今に残れるもの、蜂須賀侯爵所蔵屏風(筆者不明)紀州徳川候鈴所蔵屏風(筆者不明)豊国神社所蔵屏風(狩野内膳筆)伊勢徴古館所蔵屏風(筆者不明)

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

とよくにじんじゃ「豊国神社」の項を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)