薬師寺

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やくしじ


画題

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解説

東洋画題綜覧

大和国生駒郡都跡村にある法相宗の大本山で、もと南都七大寺の一、白鳳年中天武天皇勅願によりて飛鳥に開基されたのであるが養老三年寺基を平城右京七条三坊、即ちいまの地に移された、天長七年本寺に最勝会を修し、永く恒例となつた、現存する古建物中、三重塔は天平二年の建造で天平時代建築の代表的のもの、本尊は行基作と伝へらるゝ薬師三尊(国宝)である。

岩周巣筆  『薬師寺の印象』  第七回帝展出品

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)