草子洗小町

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内裏における歌合せに小町が出した歌「まかなくに何をたねとてうきくさの浪のまにまにおひしげるらむ」を、前夜小町邸の庭先へ忍んで盗み聞きした相手方の大伴黒主が、『万葉集』にある古歌であると、あらかじめこの歌を書き込んでおいた『万葉集』を提示して非難した。小町はしかしその墨色を疑い、この『万葉集』の草子を水で洗うと入筆した文字が消え、これによって恥をそそいだ。

〈出典:原色浮世絵大百科事典 昭和56,11,30 大修館書店〉