わかおんな
艶麗な女の面で、観世流は之を鬘能の若い役の本面とする、即ち『羽衣』『熊野』『松風』『江口』『東北』『井筒』『杜若』『二人静』『定家』『野宮』『千手』『大原御幸』『源氏供養』『草子洗小町』(草紙洗小町)等に用ひるが、他に『紅葉狩』『船弁慶』等の前シテにも被る、尚用例甚だ多し、華美な装束を旨とする
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
のうめん「能面」を見よ。