花竹

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かちく


画題

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解説

画題辞典

爽竹桃に題せらるゝ所なり。昔、李笠翁爽竹挑の名甚だ雅ならずとし、改めて花竹とせしより起るという。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

夾竹桃の異名、葉は竹に似、花はに似たるより此の異名があるといふ。梅尭臣の詩に『竹真似竹桃似桃、不待生春長在自』又、国梁の詩中に『葉似此君寒倍潔、花如之子艶生香』と。夾竹桃は印度の原産で、常緑灌木、葉は革質で披針形、三葉づゝ輪生する、夏淡紅色の花を開く、古く支那に伝はり支那を経て日本に渡来したものである。画かるもの多い。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)