続き狂言

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つづききょうげん


総合


歌舞伎

若衆歌舞伎が禁止された承応元年(1652)以来野郎歌舞伎となり、物真似狂言尽しとなって、従来の舞踊中心から、科白劇的内容のものに進展し、簡単な筋をもつものとなった。さらに劇の筋が複雑化し、場面の変化の必要から、寛文四年(1664)から二幕三幕と続き物を演ずるようになり、引幕が工夫された。これを以前の離(放)れ狂言に対し、続き狂言という。