簫史

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総合

【出典】

王世貞『有象列仙全傳』

近世視覚文化を読み解くしょうし


画題

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解説

東洋画題綜覧

仙人、簫をよくしたことから美人を得、これに簫を教へ、その簫の音色で鳳凰が来て屋上にとまつたといふ神秘的な生涯が伝へられてゐる、『列仙伝』に

簫史得道好吹簫、秦穆王公以女弄玉妻之、遂教弄玉吹簫作鳳鳴、有鳳来止其屋、公為作鳳台、後弄玉乗鳳簫史乗竜共昇天去。

富田渓仙、大正九年第七回日本美術院展覧会出品『列仙』の中に之を画く。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)