竜安寺

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りょうあんじ


画題

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解説

東洋画題綜覧

京都名所の一、洛西花園にある、大雲山と号し臨済宗に属する、僧義天開基、細川政元の創建する処といふ、その方丈の前庭は低い土塀を廻らし白砂を敷き一木一草を栽うることなく唯大小十五個の石を配して巧みに自然の妙趣を写した、相阿弥の作といひ、又宗和の築くところともいふ、俗に『虎子渡し』といふ。

これを画いた作

川端竜子筆  『竜安泉石』   第十四回院展出品

林悌三筆   『竜安寺拝観』  第十五回帝展出品      

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)