白幽子

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はくゆうし


画題

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解説

東洋画題綜覧

京都白河山の隠者、幼にして石川丈山に仕へたが病のため辞し、養生の術を求め一異人に逢つて丹薬の法を受け、一を服して効験を得、常に諸方に遊行して一所に止まることなく、七十歳の頃丈山の旧居詩仙堂に到つて住したが、後に白川の山中に草庵を結び棲居し、宝永六年七月二十五日入滅した、その齢を知らずと。

富岡鉄斎、白幽子の事跡を探り、屡々これを画いた。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)