田子の浦

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田子浦とも書く。静岡県東部、富士山南麓の駿河湾に面する海岸一帯を指す。



〈参考文献〉

『角川日本地名大辞典22静岡県』 角川書店〈1978,10)たごのうら


画題

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解説

東洋画題綜覧

駿河国富士川口附近の海浜、昔は蒲原町の辺をいつたが、今は鈴川駅の南方海岸をいふ、北に富士を負ひ、南は外洋に望み、東海道の一名勝である。

天地の、わかれし時ゆ、神さびて高く貴き、駿河なる、富士の高嶺を、天の原、ふりさけ見れば、わたる日の、かげもかくろひ、照る月の光も見えず、白雲も、い行きはばかり、時じくぞ、雪はふりける、語りつぎ、いひつぎゆかむ、富士の高嶺は。

田子の浦ゆ打出でゝ見ればま白にぞふじの高嶺に雪はふりける  山部赤人

富士を望む随一の名勝とて画かるゝもの枚挙に遑もない。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)