無禮講

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ぶれいこう


画題

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解説

画題辞典

後醍醐天皇位に即き、開東北条氏の横暴を憤り、後鳥羽天皇以来の遺志を継ぎて、幕府を倒さんとするの叡志あり、尹大納言師賢、四条中納言隆資、蔵人俊基、聖護院法眼玄基、足助次郎重成、多治見四郎次郎国長等とより/\謀議を凝らす、その交會遊宴の體獻盃上下を論ぜず、男は烏帽子を脱ぎ髻を放ち、法師は法衣を去り、容姿艶麗の少女二十餘人褊の単ばかりして酌とらす、その間に開束討伐の策を講ず、之を名づけて無禮講と稱す、

田中訥言画く所(上野理一氏所蔵)あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)