源頼光.

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みなもとのよりみつ

天暦2年生まれの平安時代中期の武人。清和源氏、鎮守府将軍源満仲の長男。摂津源氏の祖。射芸に秀でた人物で、政治力も兼ね備えていた。藤原摂関家に取り入り、藤原道長が邸新築のとき調度品すべてを寄進して世人を驚かせた。摂津、伊予、美濃、上総の国守に任ぜられる。伝説では明智光秀、忠臣蔵の浅野長矩などが、頼光の子孫と言われる。 渡辺綱ら頼光四天王をひきいて酒呑童子を退治した説話など、武勇伝説で有名。治安元年七月十九日死去。七十四歳。


<参考文献>

 乾克己 他 編『日本伝奇伝説大辞典』、1986.10.10、角川書店

『日本人名大辞典』、2001.12.6、講談社