浮名

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①当人にとっていやなつらい評判。立てられたくないうわさ。「憂(う)き」から同音の「浮き」を連想し、「流す」「川」「涙」などが縁語としても使われた。


②(浮名)男女間の情事のうわさ。艷聞(えんぶん)。


【語誌】 平安時代は「憂き名」で、「憂き名立つ」「憂き名取る」「憂き名漏り出づ」と言って、自身の恋が現われたり、捨てられて「人笑へ」になったりするのをなげく時の表現。室町末期に「憂き世」が「浮き世」の意を強めて享楽的な傾向に進むなかで、「憂き名」も艷聞の意の「浮き名」の意で用いられることが多くなっていった。


”うき‐な【憂名・浮名】”, 日本国語大辞典, ジャパンナレッジ (オンラインデータベース), 入手先<http://www.jkn21.com>, (参照 2011-07-12)