河東節

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かとうぶし


総合


歌舞伎

古曲の一つ。 享保(1720)頃、十寸見河東(ますみかとう)のはじめた江戸の浄瑠璃で、江戸中期に大いに流行したが、今は十一世山彦小文次の十寸見会と山彦栄子の一門とがある。ゆったりとした中に華やかさがあり、江戸情緒を最もよく代表し、また三味線の真の音色をきかせる音曲で、歌舞伎の「助六由縁江戸桜」の中で語られる「助六」のほか、「松の内」「水調子(みずちょうし)」などがある。