武内宿禰

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たけしうちのすくね


武内宿祢もみよ。 ⇒「皇子誕生」参照。

画題

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解説

(分類:神話)

画題辞典

武内宿禰は屋主忍男武雄心命の子なり、景行、成務、仲哀、応神、仁徳の五朝に歴仕し、官に在る二百四十四年、政を秉りて忠節を励み、三百餘歳を以て薨ずと称せらる、その仲哀天皇の熊襲征伐の陣中に崩じ給ふや、神功皇后を輔け喪を秘して窃に豊浦宮に安し、皇后と共に三韓征討の途に上り、之を平げて帰り、凱旋後皇后応神天皇を挙ぐるや、又之を輔けて国政に当りしことは最も有名なる事跡なり、又後年応神天皇の時、弟甘美内宿禰が武内不軌を図ると讒せることあり、即ち命によりて兄弟熱湯を探り、遂に甘美内の姦曲の顕はれしということも知られたる話柄の一なり、画としては屡々神功皇后と対幅として図せられ、男子端午の節の祝物として用いらる。

(『画題辞典』斎藤隆三)