桃李園

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とうりえん


画題

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解説

画題辞典

桃李園は石崇が金谷園に倣い、唐の李太白が作りしものにして長安にあり、太白曽て諸兄弟を此に会して宴を開き詩を賦す、此に於て太白に春夜宴桃李園の序あり、其文最も人口に膾炙し後世宴游を序するものゝ軌範となす、書題としては金谷園と対幅として多く画かる、

古くは仇英画く所京都知恩院にあり金谷園と対幅にして太平鼓腹の気表はれ、名作として知らる、近くは野口幽谷の作あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

桃李園は石崇が金谷園に倣ひ、李太白が長安に営んだもの、李白春夜弟姪諸親族を招じて此に宴し詩を賦したるもの有名な『春夜宴桃李園序』で、収めて古文真宝後集にある。

     春夜宴桃李園序     李太白

夫天地者、万物之逆旅、光陰者、百代之過客、而浮生若夢、為歓幾何、古人秉燭夜遊、良有以也、況陽春召我以煙景、大塊仮我以文章、会桃李之芳園、序天倫之楽事、群季俊秀皆為恵連、吾人詠歌独慙康楽、幽賞未已高談転清、開瓊筵以坐花、飛羽觴而酔月、不有佳作何伸雅懐、如詩不成罰依金谷酒数。

この宴楽を画いたものに左の作がある。

仇英筆 金谷園と対幅(国宝)  京都知恩院蔵

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)


その項(桃李園)を見よ。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)