李龍眠山荘

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りりゆうみんさんさう


画題

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解説

画題辞典

李龍眠、名に公麟、字は伯時、支那宋代の人なり、舒城に生れ、神宗皇帝の熙寧三年進士となり、歴官して朝奉朗に至る、哲宗の元符三年叙任して龍眠山に歸臥し、龍眠居士といふ.博學にして詩文を善くし、書画亦共に秀づ、特に画に於ては諸家の長を集めて大成功したるもの、百代の師表と仰がるゝ所となす、自ら山荘の図を作り、その徜徉の趣を写せるこの之を李龍眠山荘図となす、南宋以後之を模するもの多く最も世に称せらる、明人奚彬の模あり、更に之を臨摹せるもの岡田半江の筆あり毛利公爵所蔵に属す。

(『画題辞典』斎藤隆三)