本手

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ほんて


総合


歌舞伎

(1)人形浄瑠璃劇場の舞台で、人形遣いの腰から下を隠す報に長い板。一の手ともいわれ、舞台の一番奥にあり、大道具の二重屋体がこのうしろに設けられる。この前に高さ約五十糎の二の手という横板があって、これは地面をあらわし、普通人形は本手と二の手の間の船底というところでつかわれる。 (2)三味線や挙曲の演奏で、基準の音律で奏される部分をいう。 →手すり