智光曼陀羅

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ちこうまんだら


画題

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解説

画題辞典

智光曼陀羅は浄土曼陀羅の一種にして、その昔元興寺の僧智光が感得したる浄土変相なり、初め智光の同輩礼光の寂するや、智光日夜迫憶して已まず、偶々夢に礼光が阿弥陀浄土に在るに会ひ、自らも之に生ぜんことを願ひ其行業を礼光に問ふ、礼光之を仏に導く、仏即ち智光に教へて浄土の荘厳を観想せしめ往生の業因をなさしむ、面して右手を挙げて掌中にも小浄土を現出す、智光覺めて後、その図を画工に図せしむとなり、図相の大要は当麻清海の二曼陀羅と同じく、弥陀三尊を中心として、宝池宝楼、宝樹を現じ、極楽浄土の荘厳を極めしものなり、大和極楽寺にあり。

(『画題辞典』斎藤隆三)