晋武帝羊車遊宴

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しんぶていようしゃゆうえん


画題

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解説

画題辞典

西晋の武帝初め位に即く時、雉頭裘を太極殿の前に焚きて儉を示せし程なりしが、後年侈縦に流れ、後宮数千、常に羊車に乗る、宮人竹葉を門に挿み、塩を洒きて之を待つ、羊車至る所留って酣宴す、復群臣と経国のことを語らすという。

狩野元忠にこの図あり。

(『画題辞典』斎藤隆三)

東洋画題綜覧

晋武帝は初め勤倹よく国を治めたが、後には奢侈放縦を極め、羊車に御して漁色をこれ事とした、『十八史略』に曰く。

晋代魏十有六年、至太原元年而滅呉、又十年帝崩、帝(武帝)初即位、嘗焚雉頭裘於太極殿、以示倹、即而侈縦、後宮数千、常乗羊車、宮人挿竹葉于門、酒塩以待之、羊車所立、即留酣宴、与留酣宴、与群臣未嘗有経国遠謀、自呉既平、謂天下無事尽、去州郡武備。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)